こんにちは、フィジトレの檜皮です。
突然ですが、私の母は65歳になります。
母と話をしていますと「お腹周りが気になる」とよく耳にします。
自然の状態で月経が1年来なかったら閉経と言われており、平均的な閉経年齢は50から51歳位と言われております。
そう考えると、母は閉経して15年が経過しているでしょうか。
日常生活において動く量は変化しておりませんが、お腹周りは、10年前に比べてふくやかになっていると思います。
本日は、「閉経後の女性は内臓脂肪が蓄積されやすい」についてお伝えします。
皮下脂肪のキャパシティ(容量)
食事などで得たカロリーのうち、使われなかった分は、体内のどこに蓄積されるのでしょうか。
まずは皮下脂肪として蓄えられます。
そして、皮下脂肪として蓄えられる量には個人差があり、それが賄いきれなくなると内臓脂肪に回されます。
つまり、皮下脂肪のキャパシティ(容量)が少ない人は、それだけ内臓脂肪が増えやすくなります。
一般に、男性よりも女性の方が皮下脂肪のキャパシティが大きいです。
女性ホルモンには、皮下脂肪を増やす作用があるため、女性の方が内臓脂肪ためにくくなります。
女性ホルモンの働き
女性ホルモンの働きは、月経や生殖にかかわることだけではありません。
例えばエストロゲンは、丸みを帯びた女性らしい体を作ったり、つやつやでハリのある肌を保ったり、骨粗しょう症などの生活習慣病から身を守ったりと、様々な嬉しい働きをしてくれています。
一方、子宮内膜を整える働きがあるプロゲステロンは、妊娠の成立、継続に欠かせないホルモンです。
また、プロゲステロンがたくさん出ている月経前には、むくみやすくなったり、たくさん食べたくなったり、眠たくなったりすることもあります。
体調面から見れば嬉しくない作用もあるのですが、子供を産み、育てる役割を担う女の人ならではのホルモンの作用とも言えるのです。
閉経後の女性
閉経後の女性は、女性ホルモンの分泌が低下し、男性と同様、内臓脂肪が蓄積されやすくなるので、生活習慣病のリスクに注意しなければなりません。
皮下脂肪のキャパシティは、民族によっても差があり、日本人よりも西洋人の方が皮下脂肪がつきやすいと言われています。
逆を言えば日本人は内臓脂肪がつきやすいので、それだけ生活習慣病になりやすいことになります。
まとめ
いかがでしたか。
閉経後は、皮下脂肪を増やす作用のある女性ホルモンの分泌が減少します。
内臓脂肪に蓄積しやすくなります。
日常生活において、健康的でシェイプアップされた体型を維持するためにはエクササイズが欠かせないでしょう。
健康で整った身体でいたい、そんなあなたのお手伝いができたらと思います。
そう決めたときが変わるときです。
ご来店お待ちしています。
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