皮下脂肪と内臓脂肪

こんにちは、フィジトレの檜皮です。

脂肪には全身がふくやかな感じの【皮下脂肪型肥満】とお腹だけが前に突き出ている形の【内臓脂肪型肥満】とがあるのは、皆様も聞いたことがあると思います。

【皮下脂肪】は多少ついても問題なし。

内臓の周囲につく【内臓脂肪】はNG!

と言われております。

本日は、「皮下脂肪と内臓脂肪」についてお伝えします。

【皮下脂肪型肥満】の人は健康リスクが高くない?

それでは、代謝的に健康である「良い肥満」と、そうではない「悪い肥満」を分けるものは、一体何でしょうか?

ズバリ、脂肪のつき方です。

体脂肪には、全身の皮膚の下につく皮下脂肪と、内臓の周囲につく内臓脂肪とがあることを知っている人も多いと思います。

たとえ体重やBMIが同じ数字だったとしても、全身がふくよかな感じの皮下脂肪型肥満と、お腹だけが前に突き出ている形の内臓脂肪型肥満があります。

このうち、皮下脂肪は多少ついていても大きな問題はありません。

一方、内臓脂肪は生活習慣病のリスクを高めることがわかっています。

つまり、大まかに言って、良い肥満と言うのは皮下脂肪型の肥満、悪い肥満と言うのは内臓脂肪型の肥満を指しています。

そして、その判断に役立つのが、メタボ健診で行っている腹囲の測定です。

メタボの判定基準

①腹囲
男性85cm以上
女性90cm以上

上記に加えて、以下3項目のうち2項目以上でメタボと判断します。

②血糖
空腹時血糖が110mg/dl以上

③脂質
中性脂肪が150mg/dl以上
または、HDLコレステロールが40mg/dl未満

④血圧
収縮期血圧が130mmHg以上
または、拡張期血圧が85mmHg以上

補足
メタボ健診では、腹囲が男性85cm未満、女性90cm未満でも、BMI(体格指数=[体重(kg)÷身長(cm)×身長(cm)])が25以上あり、血糖値や脂質、血圧の数値等が悪いと、特定保健指導の対象になります。

メタボリックシンドローム

2008年4月からスタートしたメタボ健診は、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した健康診断で、会社勤めの人は会社の健康診断と一緒に行われることも多いでしょう(40〜74歳を対象)。

メタボのリスクが高いと判断された場合は、医師や保健師、栄養管理士から特定保険指導を受けることになります。

腹囲が男性で85cm以上、女性で90cm以上になると、内臓脂肪がだいたい100㎠を超えることが多くなります。

そのような方は、メタボときちんと向き合わなければなりません。

まとめ

いかがでしたか。

自分の身体について気になる方、多いと思います。

先ずは身体を動かすことから始めてはいかがでしょうか?

そのサポートをさせていただきます。

関連記事

  1. 年齢を重ねるということ

  2. 腹筋を割るための戦略

  3. デスクワークの盲点

  4. 今までしたことのない身体の動かし方の必要性

  5. 疲れが身体に及ぼす影響

  6. 貴方はどのタイプの背中を目指す?

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP