疲れが身体に及ぼす影響

こんにちは、フィジトレの檜皮です。

疲れには、運動や仕事による達成感による良い疲労感、過度の仕事やストレスの蓄積による良くない疲労感があります。

本日は、良くない疲労感が身体にもたらすことについてお伝えします。

疲れは幸福感を奪う

勤務時間内に仕事が終わらないことがあると思います。

休日に自宅に持ち帰って仕事をしたり、自宅で仕事関係者のメールチェックをする人は自宅で仕事をしない人に比べて疲労感が高く、幸福感が低いことが分かっています。

仕事のことが四六時中、頭の中から離れずに生活をしているうちに、知らず知らずにストレスやプレッシャーを受けてしまい、それが健康な身体をむしばんでしまう…

悲しい結末に陥ることが多いということはとても怖いことです。

仕事で結果を出すことばかり夢中になってしまうと、ゆっくり眠ったり休息を取ることができずに「自分の人生って、いったい何のためにあるだろう…」と自暴自棄になるものです。

過剰な執着が疲れを増幅する

仕事をしている方は、常に頭のどこかで

「仕事をとってこなければいけない」

「結果を残さなければいけない」

「会社の期待に応えなければいけない」

ことを目標に、別の意味では義務として、来る日も来る日も同じ作業を繰り返し続けることで疲れが蓄積します。

目標を達成した後も前と変わらない仕事を続けなければならない、終わりの見えない倦怠感、マンネリ化した仕事、それは疲れを増幅するでしょう。

マンネリとは、「mannerism(マンネリズム)」のことで、型にはまった作業、手法、洋式、さらには執着、固執という意味があります。

同じことを繰り返すのは仕事、技術や運動動作を身につける上ではとても重要です。

しかし、同じことばかりを続けているうちに、自分自身の思考回路が単一化して「余裕」がなくなり執着、固執、こだわりが強くなってしまいます。

精神的なバランスを崩すリスクが高まると言われており、強い執着や固執が「脅迫性障害(OCD:Obsessive Compulsive Disorder)」という心の病を引き起こすこともあるそうです。

脅迫性障害の具体的な例としては、手の汚れが気になってしまい何度も何度も手を洗って、自分でも「もう十分だ」「これ以上洗っても無駄な行為だ…」と感じているのにもかかわらず、手を洗ってしまう状態。

外出後に鍵を閉めたかが気になって、何度も家に戻って戸締りを確認してしまい最後には出かけられなくなってしまうなどです。

まとめ

このように良くない疲れは最悪な状態に陥る可能性があることを知っておくことが大事です。

最初はただの疲れでも気付かないうちに病気になってしまうこともあります。

そうならないために、今をどう過ごせば良いのでしょうか?

しかしながら、現在している仕事を変化させることは至難の技です。

そこで、運動という違う刺激を入れてみてはどうでしょうか?

新たな刺激が加われば、生活習慣にも変化が生じます。

更に、理想の体型や運動能力の向上を目的にすることができたら尚良いでしょう。

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