こんにちは、フィジトレの檜皮です。
トレーニングを行おうと思われた方の中には、何となく始めた方が多いです。
実際にトレーニングをしている方もただ動かしている方、多いです。
自分の動かしやすいウエイトを何ヶ月もひたすら行なっている方、多いです。
運動をするときは、常に自分自身の感覚に耳を澄ませながら「徐々に」負荷を上げていくことが大事になります。
本日は、トレーニングを行う際に気をつけることをお伝えします。
トレーニングの5原則
①前面性の原則
身体機能をバランス良く総合的に鍛えるトレーニングを行うこと。
特定の部位だけを鍛えると全身のバランスが崩れ、パフォーマンスが上がらないどころか、ケガをしやすくなります。
②意識性の原則
トレーニングの目的を理解し、身体のどの部分を使うトレーニングなのかを意識しながら行うことにより、トレーニング効果を高めることができます。
③漸進性の原則
「漸進」とは、急がず、段階を少しずつ進んでいくという意味です。
トレーニングの強度や回数を、体力レベルの向上に合わせて徐々に上げていきます。
④個別性の原則
年齢、性別、身体特性、現在の生活環境、過去の運動経験などにより体力水準は異なります。
個人に適したトレーニング法を選択します。
⑤反復性の原則
1日のトレーニングで劇的な変化は望めません。
トレーニングは継続して規則的に繰り返して行うことで効果が出ます。
トレーニングの3原理
①過負荷(オーバーロード)の原理
トレーニングの効果は、負荷をかけることで得ることができます。
ややきつい程度の負荷(過負荷=オーバーロード)をかけることを繰り返して、耐えうる負荷を徐々に強めていきます。
②特異性の原理
トレーニング方法によって鍛えられる部位は変わってきます。
目的に応じたトレーニングが必要です。
③可逆性の原理
トレーニングはコンスタントに続けていくことが重要です。
筋肉は何もしなければ衰えるため、続けるための環境作りが大切になります。
ケガをせず、無理なく身体を見直しを図っていくには「漸進性の原則」は非常に重要です。
これから運動を行おうと考えている方。
現在、運動を行なっている方も知識として頭の片隅に置いておきましょう。
まとめ
継続してトレーニングを行うためには、計画的にトレーニングを開始して体力レベルに合わせて強度や回数を徐々に上げていくと良いです。
過去に運動経験のある方や、できるだけ早くトレーニング効果を得たいと焦る方は、トレーニング開始時点から負荷のきついトレーニングを何回も行なってしまいがちです。
そのようなトレーニング内容に身体が順応できないためケガや故障につながる危険があります。
初めは小さな負荷で開始します。
身体が「大丈夫」と感じたら、少しずつ負荷を上げていったら良いでしょう。
「トレーニングの5原則と3つの原理」を参考にしながら「小さく始め、徐々に負荷を上げ、無理なく続ける」といった方向性を大切にしてもらいたいと思います。
ただし、トレーニングの強度はバランスが大切であまりにも負荷が少なすぎれば進歩がないことも頭に入れておきましょう。
また、継続していく度に動作が緩慢になりがちです。
より効果を期待するのであれば、正確な動作で行うことがとても重要だと言えます。
理想のボディメイクを一緒に行えればと考えております。
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